何も結果という結果を残してはいないけれど、自分自身の思考の整理という意味も込めて書いています。
◆Pokemon:24
4×ミツハニー
4×ビークイン(ビーリベンジ)
3×アンノーン
4×シェイミEX
3×ルチャブル(フライングプレス)
2×イトマル
2×アリアドス
1×ヒンバス(ふいをつく)
1×ミロカロス(エナジーグレイス)

◆Supporter:9
3×プラターヌ博士
2×フラダリ
1×エリートトレーナー
1×オダマキ博士の観察
1×カスミのやる気
1×サカキの計画

◆Goods:17
4×バトルサーチャー
4×ハイパーボール
4×バトルコンプレッサー フレア団ギア
2×すごいつりざお
2×ちからのハチマキ
1×かるいし

◆Stadium:3
3×巨大植物の森

◆Energy:7
4×ダブル無色エネルギー
3×基本闘エネルギー

★このデッキを組んだ経緯
バトルフェスタ2015の前哨戦でもあるプレバトルでは本当に様々なデッキタイプが存在した。XY8 発売からバトルフェスタ2015までに大きなカードプール変化がないことからもこの傾向はバトルフェスタ2015に於いても変わらないと考えた。そこで私がまず考えたデッキは【ガチゴラスEX+ギラティナEX+ドータクン】であった。鋼という色の性質上現環境に於いては弱点を突かれにくいタイプであり、対EXはガチゴラスEXのドラゴンインパクト、非EX(特によるのこうしんや闘)に対してはギラティナEXのカオスウィール及びギルガルドEXの特性を用いた戦術、という極めて明確な勝ちパターンが存在していたのも一つの要因だ。併しながらサークル員から「ゾロアークはどうするの?」という指摘があった。その指摘を受けるまではゾロアークが建つ前に気絶させれば良い、という安直な考えであったが、いざ対戦をしてみるとやはりゾロアークbreakの「イカサマ」がこちらのデッキに対してかなり刺さっていたこと、及び悪というデッキタイプは色々なデッキが跋扈している中でも相当数いたことからもこのデッキを使用するのを諦めた。
そこでビークインという選択肢が挙がった。サークル員があまりビークイン系統のデッキを使っていなかったというのも一つの大きな要因だが、XY7環境に於いてはギラティナEXが環境のトップメタにいたためXY7環境に於いて私は使用するのを躊躇っていたが、XY8環境に入りイベルタルEXが環境に戻ってきたこと及びMミュウツーEXの登場によりギラティナEXの母数は明らかに減ってきているように感じていたため、ビークインの使用を考えた。実際にビークインを使用してみると、悪及び闘とは互角の戦いが出来ると感じ(対悪はビークインとゾロアークの殴り合いになっていたし、闘はこちらのアリアドスできあいの襷が潰せる)、バトルフェスタ2015ではビークインの使用を決断した。
因みに悪と闘という色は10/24に行われた「またきたまきた杯」のKPトップ2である。
(→http://garasui04.blog.fc2.com/blog-entry-10.html

★デッキ解説
4×ミツハニー
4×ビークイン
メインアタッカーでありこれが欠けると一気にスピードが落ちるため、この枠を削ろうとは思いませんでした。

3×アンノーン
自分の使い方が悪いのかもしれないが、バトルコンプレッサーでアンノーンを落とすプレイングが自分は多かったこと、及び初手にアンノーンが来てほしくないことを考えて3枚。ただオダマキ博士の観察を入れている以上、4枚でも良かったかもしれません。
因みに今使っているビークインにはアンノーンを4枚入れています。

4×シェイミEX
序盤で2体ほどベンチに並べて展開し、1枚はプラターヌ博士などのコストで巻き込み、1枚はデッキに貯めておいて終盤バトルコンプレッサーで落とす又は詰めでもう1体をベンチに出す、というプレイングが多かった。3体にすることも考えましたが、サイド落ちを考慮及びトラッシュのポケモン肥やしという面もシェイミEXは担っている為4枚。

4×ルチャブル
安定した初手要因及び序盤に於けるEXへの打点調整という役割を担っています。この枠はイベルタル(デスウイング)にしていた時期がありましたが、1ターン使ってまでエネルギーを付けたいという場面が無かったこと及びイベルタルは逃げコストが2であるため、ビークインにスムーズに繋げられない場面があったのでルチャブルにしました。それにイベルタルなら【よるのこうしん】に厚くなるかと最初は思いましたが、シェイミEXの方がフラダリのケアも出来るためイベルタルは入りませんでした。

2×イトマル
2×アリアドス
対闘枠。ジュペッタと比較した場合に、巨大植物の森を共有できるため手札に進化先のアリアドスが嵩張らないというメリットがありますが、アリアドスが生きてくる場面というのが先行1ターン目にバトル場にいるカラカラに、きあいのタスキが巻かれている場合が殆どで(ラルトスはそもそもタスキを巻けないし、ルカリオEXは後攻1ターン目にワンパンは殆ど不可能であるから)、ビークインが不得意とするM進化ポケモンへの回答という意味も含めてジュペッタの方が良かったかもしれません。

1×ヒンバス
1×ミロカロス
ギルガルドEX及びギラティナEXを迅速に処理するための札。母数は減ってきているとはいえ、当たったらこちらは厳しい戦いを強いられる為、サイド一枚を与えてでもテンポよく気絶させることは重要だと思った(ノロノロ手張りをしていたら二体目のギラティナEXを育てられたりして、そうなると手の施しようがなくなる)。因みに一回だけギラティナEXのデッキにバトルフェスタで当たりました(もう少し詳しく言うとガマゲロゲEX+ギラティナEX)が、その時はこちらの初手がかなり事故っていたためヒンバスを建てることすらできませんでした()

3×プラターヌ博士
最初は4枚にしていましたが、コンプサーチャ―が出来ること、また4枚目のプラターヌ博士が腐ることが多かったので3枚になりました。

2×フラダリ
非EXとの試合に於いては主にシェイミ狩りとしての用途があり、EXとの試合に於いても打点調整したいポケモンを連れてくるという用途があります。フラダリ2信者なので2枚入れていますが、1枚でも良かったかもしれません。

1×エリートトレーナー
このデッキはHPが低いポケモンが多く、後攻1ターン目にポケモンが気絶するということが多々ありました。序盤に於いてはまだ相手の盤面が揃っておらずそのような状況に於いて相手の手札を強制的に3枚にすることが出来るエリートトレーナーはNより強かったです。この枠はセンパイとコウハイでも良かったのですが、序盤に於いては二枚持ってきたところでサポーター権を使ってしまいプラターヌ展開が出来なくなること、終盤に於いてはカスミのやる気で事足りることが多かったこと及び中~終盤ではプラターヌ博士などで山札を掘っていけば、バトルコンプレッサーで山札を圧縮しているということもあり、必要なカード+αという手札になることがあったので不採用。

1×オダマキ博士の観察
手札リフレッシュカードその2。エリートトレーナーとは異なり任意のタイミングで打てること、及びアンノーンもデッキに積んでいることから裏を出したときにデメリットが最小限に抑えられることからもサナではなくてオダマキ博士の観察です。
手札リフレッシュカードとは言いますが、例えばサーチャー二子玉プラターヌオダマキという手札ではオダマキ博士の観察ではなくてプラターヌ博士を打った方が遥かに強いと思います。バトルフェスタにおいてこの様な手札で躊躇ってオダマキ博士を使ったら見事に事故って負けた経験があるからです()ダブル無色エネルギーやバトルサーチャが同時に四枚くらいダボついた時に打つカードだと思っています。

1×カスミのやる気
ダブル無色エネルギーに、手札のカードを粗切らずにアクセスできるカード。主に序盤では三枚目のバトルコンプレッサーで落とすことが多く終盤の詰めの作業で使うことが多かったです。序盤だとあまりやる気を見せてくれませんが、八枚覗けば大体ハイパーボールかシェイミEXがあるのでカスミのやる気を打った後無理やり展開する試合もありました。

1×サカキの計画
このデッキの課題は同系統の【よるのこうしん】と比較して、序盤にEXをワンパンする火力を出しにくいということが挙げられます。勿論「無理やり」削ればワンパンすることは出来ますが、メインアタッカーであるミツハニー及びビークインを削らなければいけなくなり、私自身としてはメインアタッカ―を故意にトラッシュに送るという行為をしたくありませんでした。従ってちからのハチマキ加えて点数を底上げできるサカキの計画を採用。またこのカードは終盤に於いてプラターヌを打つと山切れで負けてしまうが複数枚パーツを持ってきたいときに打つ、とこのデッキに於いてはあまり隙が無いカードという印象でした。

4×バトルサーチャー
コンプサーチャを決めやすくすること、及びプラターヌ博士で余分にトラッシュすることを考慮して4枚。この枠を削ろうとは考えませんでした。

4×ハイパーボール
3×ハイパーボール1×レベルボールで迷っていた時期がありましたが、ハイパーボールで手札をトラッシュすることでシェイミEXのドロー枚数を増やせること、及び手札で腐っているポケモンを落とせるなどのメリットがあり、このデッキの最大の持ち味である速さを重視して4×ハイパーボールになりました。今はビークインのレシピを大幅に変えてしまったため3×ハイパーボール2×レベルボールで使っていますが、この配分もしっくり来ています。

4×バトルコンプレッサー フレア団ギア
デッキコンセプトにも繋がる重要カード。コンプサーチャ―の動きにも関わってくるため、この枚数を削ろうとは考えませんでした。

2×すごいつりざお
以前は1×すごいつりざおで使用していました。併しながら1枚だとプラターヌ博士で巻き込んでしまうことが多々あり、そうなってくると4体のビークインでサイドを取りきるというシビアな戦いが要求されました。特にこれは対EXとの試合に於いて顕著であり、ダブル無色エネルギーも改造ハンマーやプラターヌ博士で巻き込みされることも考えると、起動できるビークインは3体程度になってしまいます。つりざおを2枚にすることで上記のシビアな戦いが要求されることも少なくなり、結果的にプラターヌ展開をしやすいものにしてくれていると思いました。12月下旬に活力剤というカードが登場するそうですが、登場したら1枚を活力剤に変更してもいいかもしれませんね。

2×ちからのハチマキ
序盤に於ける火力底上げという役割がありますが、この枠は1枚でも良かったかもしれません。

1×かるいし
初手ルチャブルスタートが出来れば特に必要のないカードとなってきますが、初手アンノーン・シェイミEX・イトマル・ヒンバススタートで後攻1ターン目から技を使いたい場合に必要となってくるカードであり、たかが1枚されど1枚を身に染みて感じることができたカードでした。ポケモンいれかえではバトル場にしかポケモンがいない場合に入れかえを行うことが出来ず、プラターヌ博士を使う時に巻き込まなければならない場合がありました。また中盤以降の入れ替え札をあまり使わないことを考えるとかるいしで十分でした。AZも考えましたが、サポーター権を使っていまい、展開が遅れるために不採用。

3×巨大植物の森
2枚だとサイド落ちした場合に1枚を展開の序盤で引かなければならず、ビークインがミツハニーに進化できないままプラターヌ博士で巻き込むという状況が多くありました。手札のビークインは少しでも早く進化させて展開の阻害にならないようにしたかったので3枚投入しました。また相手のスタジアム(特にサイレントラボ)を早めに壊すという意味合いもあります。

4×ダブル無色エネルギー
デッキコンセプト上重要カード。4枚以外ありえません。

3×基本闘エネルギー
ルチャブルを採用したために基本闘エネルギーを採用しました。1枚草エネルギーを入れていた時期はありましたが、アリアドスやミツハニーで殴る盤面というものが想像できなかったこと及びルチャブルが草エネルギーだと殴れないことを考えると闘3枚に落ち着きました。2枚だとサイド落ちした時に基本エネルギー起動のビークインを作りづらくなるため3枚に。

★終わりに
この構築の解説記事を書いていて、いかに自分が今まで適当にデッキを考えていたかということを思い知らされました。具体的には「○枚でも良かったかもしれません。」や「△△で良かったかもしれません。」の箇所。勿論文字にすることで分かってくるという側面も大きいのですが、「~で良かったかもしれません。」の部分をきちんとバトルフェスタ前までにきちんと煮詰め切れてないというのは、構築段階で負けているといっても過言ではありません。2016年春の大型大会が既に発表されていますが、次の大会までにもう少し練習・構築の質を上げなければならないと思う次第です。
何か意見があればコメント欄まで。

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