今日、カードショップに自分の持ってる殆どの金になるポケモンカードを売ってきました。
(ただ、シェイミEXやバトルコンプレッサーなどのカードはあまりにも買い取り価格が低かったので、メルカリでまだ売ってますが・・・)

つまり、今日でポケモンカードをやめることにしました。
今回の記事では、自分がポケモンカードを辞めようと思った理由・経緯について書こうと思います。

一番の大きな理由は簡潔に言うと、自分の中で、ポケモンカードの優先度が低くなったことです。

私は、高校一年生の時に、プラズマゲイルぐらいあたりから、友達と一緒に楽しむ程度でポケモンカードを始めました。
その時は、ゲームの方にもかなり力を入れていました(というか、ゲームの方のより力を入れていました。)

それから高校二年生になって、いったんポケモンを辞めて受験を経て、大学入学します。
大学に入学したら、ポケモンを復帰することは決めていたのですが、ゲームの方は、乱数調整などができないような使用になっていたので(註:このころはORASが発売されていました。)、カードを買い揃えればすぐに対戦することができるポケモンカードに力を入れていくことになります。
大学一年生の頃は、ふつうにポケモンカードを楽しめていたので、よかったとは思ってます。

ポケモンカードに対する向き合い方を考え始めたのは、去年のカメックスメガバトルの時です。
去年は、今年とは異なり「アドバンテージパス」(註:この優先証を持っていると、本来は1回戦から始めるところを2回戦からスタートできるもの)という方式を取っていたので、大学の春休みの頃は、3月中各地のジムバトルをやっとの思いでこの優先証を手に入れた覚えがあります。
カメックスメガバトルに対しては、この3月の大会含めかなりの練習をしたと思います。ですが、結果は惨敗。(註:当時の日記はこちらから→http://milkieees.diarynote.jp/201605222337337654/
勿論、そんなに短期間で結果なんて出ないことは百も承知です。ですが、ここで私は、結果がいつ現れるか、もしかしたら現れないかもしれないものに大学生活を費やすことへの恐怖を感じました。
仮令結果を出したとしても、ポケモンカード界での評価は高くなるかもしれませんが、世間一般の考えとして大学生活はポケモンカードに取り組んで結果を残した、ということを評価してくれるかは未知数です、寧ろ評価されないまであると思います(カードゲームですから猶更です)。

なので、この時期からは「ポケモンカードを純粋に楽しむことを意識する」こと、つまり始めたばかりの頃のように勝っても負けても楽しかったなと思えるようにすること、を考え始めました。
然しこの考え方は私は無理でした。
勝負に負けて楽しい人なんていないと思います。況して、私自身は、敗北することは屈辱的なことだとまで思っているので、どうしても闘争心が働いてしまいました。

そこで、ポケモンカードに少し距離を置いてみることで、また大学入学当初の「ポケモンカードを再開したような感覚」を味わおうとしました。その頃はあまりポケモンカードの勝ち負けを考えてなかったですから。
実際これはうまくいって、慶應義塾大学の秋に行われる「矢上祭」で久しぶりにポケモンカードを触りましたが、色々な人とポケモンカードを通して交流することが出来たりしましたし、自分自身ポケモンカード面白いって思いました。
なので、急遽夜行バスなどのチケットを取って、秋の愛知大会に行くことにしました。

このちょっと辞めてまた再開するという方法は、秋の時点ではカードプールもあまり変化していなかったため、すぐさま復帰することが出来ました。
しかし、サンムーンシリーズが発売されてからはそれが通用しなくなった。
サンムーンシリーズからは新たなGXポケモン/GX技が登場し、新しいカードを買い揃える必要があるし、新しく台頭してきたデッキたちのプレイングを学ぶ必要がありました。
上述の方法を続けることも可能ですが、こればかり続けていると、勝てなくなってくることは火を見るよりも明らかであって、またカードを買い揃えるための資金というコストと、それに対するリターンが釣り合っていません。(無論、ここでまたポケモンカードをガチでやり始めると今までに書いた経緯を繰り返すことになるので、その選択肢はないです。)
ここで言うリターンとは
・ポケモンカードを、(形式的に)続けることが出来ること
・ポケモンカードを通して知り合った人と交流を続けられること
です。
なので、12月の中旬から、近いうちには辞めたいなということは考えてきました。

私には、中学3年生から続けている中国語の学習というもう一つの趣味があります。
中学・高校の頃はそこまで中国語の学習はできなかったけど、大学に入って第二外国語として講義を受講してきたりして、今でも自分の中で楽しく中国語を学習できています。
残り大学学部生活2年間(4年になったら院試の勉強をしなくてはいけないので実質中国語の学習を時間を割いて学習できるのは残り1年くらい)であって、目標としては中国語検定準1級レベルの中国語力を身につけられたらいいなとは考えていて、今のレベル(大体中国語検定2級レベル)から考えても、大学生活1年間費やすことを考えるとそんなに現実離れした目標でもないと思っていますし、ポケモンカードの実績づくりとは異なり、学習した分だけ自分に返ってくるので大学生活を中国語の学習に費やす怖さはありません。

この中国語の学習や大学院後の生活を考えた時に、今のポケモンカードに対する熱を考えると、自然とポケモンカードに対する優先順位は落ちていきました。
以上の理由から、ポケモンカードを辞めることにしました。それに伴いポケモンカードの性質上レギュ落ちが存在するので、ポケモンカードを売ることにもしました。

だけど、今までポケモンカードをやってきたことは自分の中ではすごい良い思い出になりました。ポケモンカードの大会のついでに観光出来たり、ポケモンカードを通して沢山の人と知り合えて、交流が持てたこと。特に去年の秋くらいに出演させてもらったニコニコ動画の「20th記念イベント」はポケモンカードやっていて本当によかったって思えました。
いままでポケモンカードを通じて付き合ってくれたみなさん本当にありがとうございました。

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